【発達障害×子育てアンケート】~「視覚過敏」編~

「救急車のサイレンを極端に怖がって困る…!」「魚介の入っている食べ物はいっさい食べてくれない…」

こんなお子さまの感覚過敏にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はお子さまの感覚過敏の中でも「視覚過敏」があると答えた方のお声をご紹介します。

※LITALICOライフLINE公式アカウントお友達へのアンケート結果より
回答期間:2023年07月02日~07月06日
回答人数:3,143
※一部抜粋

 

 

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【発達障害×子育てアンケート】「視覚過敏」と答えたの方のお声

明るい蛍光灯などが苦手。スクーリング会場は明るすぎるので色の濃いメガネを着用しようとしたら診断書の提出を求められた。
原色のはっきりした色や気に入らない特定の物を見ると怒りが抑えられなくなる
光が苦手
特に今の季節の太陽の光や西日は目が開けられず動けなくなってしまうこともあります。
赤ちゃんの頃から外の日差しをひどく眩しがっていました。
小さい頃は、外で遊びたがりませんでした。
外に出ると、他の子に比べてそんなに動いていないのに、どうしてこんなに疲れているんだろうかと不思議でした。
現在小6ですが、昨年くらいから、疲れ方が以前より緩やかになってきたように感じています。
動くもの、変わったものに気を取られるため授業などに集中できないことがある。
スマホの動画に夢中になり何時間でも見続けてしまう。
パッと見てわかる図や動画が好きな一方で文字が極端に苦手。
肉眼では、ほとんど分からない色、柄、形なとが気持ち悪いと感じるようで、許せない事で、幼少期は癇癪が酷く、常に怒る、泣く、暴れるでした。

中高校生くらいからは、ニキビや顔の形、腫れ、湿疹なと容姿でゆるせない事に苛立ち、こんな顔じゃ外出れないと、不登校もありました。また、鏡を見ることに恐怖心。目には特にこだわり、髪型でも数ミリ違うと怒り。目は鬱の状況になり、整形手術をうけました。

日によって違いますが、家族が白や薄いグレーのパジャマ着ると逃げます。
自分の好きな服を買う時に、逃げられるかな?と躊躇するようになりました。
目に見えるものの情報の、取捨選択が苦手。
なんでも見えすぎてしまうので、疲れに繋がる。
なんでも見えすぎるが、優先順位も苦手。だから、今やる事で無い事を初めて注意されて戸惑ったり、
やらなければならない事を忘れてしまう事で本人が困る。

まとめ

今回はアンケートにてお答えいただいた「視覚過敏」のお子さまの具体的な事例についてご紹介しました。

視覚過敏とは、まぶしい光を嫌がる、一度に多くの物や人が見えると混乱するなどの特性を表す言葉です。
学校生活に困りごとを感じるだけでなく、中には教科書などの本や外出自体を嫌がるお子さまもいらっしゃり、日常生活に大きな困難を引き起こす可能性があります。
視覚過敏への対策として、サングラスなどのグッズを使用して不快感を軽減したり、遮光カーテンなどを使い光刺激を減らすという手段もありますが、そういった対策が取れない状況やなかなか適するグッズが見つからないということがあるとのお声も多く寄せられました。

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