【発達障害×子育てアンケート】~「集団が苦手」なお子さま編~

お子さまとの日々の生活の中で、困りごとを感じている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はそんな、お子さまの生活面でのお困りごとをみなさまにお聞きし、たくさんのお声をいただきましたので、中でも「集団が苦手」と答えた方のお声をご紹介します。

※LITALICOライフLINE公式アカウントお友達へのアンケート結果より
回答期間:2023年05月23日~05月28日
回答人数:3,192
※一部抜粋

 

 

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【発達障害×子育てアンケート】「集団が苦手」と答えたの方のお声

人前だと場面緘黙のような状況になります。はい、いいえすらうまく答えられなく、黙ったままになります。本人はなんとか答えようとしますが、人の目がプレッシャーとなり言葉が出てこないようです。
学校の集団行動が苦手そうです。小学校の頃はそれが苦痛で不登校になり、フリースクールでマイペースに過ごしていました。中学は受験をして自分に合いそうな学校に進学して、なんとか通っておりますが、たまに辛そうな姿をみます。
緊張すると、人の視線や表情をネガティブに受け取ります。そのせいで集団に入れない事が多いです。無理に入らせるとイライラして飛び出したり、興奮して余計な事を口走ってしまったりします。
集団の中で食事ができない。人目を気にしすぎる。マスク外せない。感覚過敏で、人数が多いとうるさく感じて辛いと言う。集団の中で自分のペースを乱されたり、焦らされるとパニックになる。
大学4回生。オンラインから、対面授業が始まるが、登校できず、休学。
毎日、オンラインゲーム、ネットでバイトの日々。将来が不安です。
保育園で加配の手配をしてい欲しいというレベルらしいが、手配が上手くいかず。
しかも保育園での様子がイマイチ掴めず家庭内で気をつけることが難しい。
特性から嫌な記憶が残りやすいが、同性の友達から嫌な目にあった事をいつまでも鮮明に記憶している。その為異性の集団には抵抗感なく入っていけるが、同性が1人でもいたら頑なに輪の中に入る事を拒否する。でも同性の子とは遊びたがる。
集団(特に馴染みのない人)が苦手なため、登校班での集団登校ができない。朝の登校が嫌だという気持ちも、朝起きるのが苦手な理由の1つとなっていると思われ、現実的に1時間目~2時間目終了後くらいにならないと登校できない。
読字障害があるので国語の授業に読み上げ機能のデイジーを導入してもらったものの、朝の登校が遅く、国語の授業が1時間目か2時間目のことが多くて国語の授業にあまり出られていない。
学習面の遅れや運動も苦手だったりするので、自分に自信が持てないようで自己評価が低い。

まとめ

今回はアンケートにて回答の多かった「集団が苦手」の具体例をご紹介しました。

「集団が苦手」とお答えの方は、場面緘黙や過度の緊張、聴覚過敏などの特性が原因となり集団に苦手意識を持つお子さまも多く、またコロナ下によるオンライン・マスクといった生活面での変化により、対面での接触や顔を見せるのが怖い、といった昨今特有のお悩みも見られました。

うまくいかない経験が重なり、なんとかしようとしても変わらない、どうしたらいいんだろうとお悩みの中で、お子さまにとってよりよい対処法や環境を選ぶということはとても大変なことだと思います。

LITALICOライフでは、お子さまの状態や困っていることを一緒に整理させていただき、今後どのような選択肢があるのか、選び方のポイントなどについてもお話させていただく勉強会・個別面談を行っております。まずはお気軽にお申込みください。

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