2021.04.01
グレーゾーンのお子さまの進路へのお悩みからLITALICOライフの勉強会に参加されたMさま。進路相談から始まった個別相談は家族の人生設計まで話が広がった過程を伺いました。
「LITALICOライフの個別相談ってどんなことするの?」とのお声をいただくことも。今回は実際に個別相談を利用されたお客さまにお声をお届けします。
■今回お話を伺ったお客さま
Mさま
2児の父。上のお子様がグレーゾーンであることから、進路や将来設計についてより見通しを持ちたいと、LITALICOライフの勉強会や個別相談に参加。進路、将来の備え・お金、子どもと過ごす時間に関して課題を整理し、ライフプランニングを行った。
◆インタビューはこちら◆
編集部(以下、ーーー):初めて勉強会に参加されたのは、1年前でしたよね。LITALICOライフを利用してみようと思ったきっかけを教えてもらえますか?
子どもが2人いるのですが、長男がいわゆるグレーゾーンで。3歳児検診の際に心理士の方から声をかけられたのが、発達の凸凹に気づいたきっかけでした。
振り返ってみると、確かに小さい頃から勝ち負けに強いこだわりがあって、お友達ともめたり、同世代と子とのコミュニケーションを嫌がったりする場面も多かったんですよね。
そんな長男の様子を見ていると、将来公立の学校になじめるのかな、と少し心配で……。子どもの特性を考えて私立も視野にいれたほうがいいのかもしれないな、と思っていたんです。それで私立学校について調べていた時に、LITALICOライフの勉強会を見つけました。
ーーー:グレーゾーン向け個性を伸ばす「中学・高校受験」勉強会の勉強会に参加されたんでしたよね。受けてみて、いかがでしたか?
私立中高一貫校の情報のほかにも、公立の通級や支援級、フリースクールの情報なども聞くことができ、こんなに選択肢があるんだと知れてありがたかったです。
ただ、勉強会は情報提供がメインなので、結局うちの子にはどんな進路があっているんだろうという点が、自分だけではなかなか整理できなくて。まだ息子は年長でしたが、早めに情報収集、整理をしたほうがよいと感じ、個別相談に申し込みました。
ーーー:個別相談を受けてみていかがでしたか?
個別相談は自宅でオンラインで行ったんですね。そうしたら、そこにたまたま長男が帰ってきたんです。すると、担当コンサルタントの春名さんが長男と会話をしてくれて。春名さんは児童養護施設や重度知的障害者施設などで働かれていた経験もあるので、長男との会話がすごく自然だったんですよね。
その様子を見て「この人は信頼できる、頼れる存在だな」と感じました。
ーーー:そう言っていただけると春名も喜ぶと思います。個別相談では、どんなお話をされたのでしょうか。
最初の個別相談では、子どもの特性について詳しくお伝えしました。公立と私立で受けられる支援の違いなどの説明をしてもらった上で、長男にはどんな環境があっているのかを一緒に整理してもらいましたね。
ただ、相談した当時長男はまだ年長。中学受験といっても少し先の話になります。ですから、春名さんからは「具体的な学校選びは成長にあわせて一緒に考えつつ、今は中学受験をすることになった際にお子さんが希望する学校に行けるよう、学費や塾代の準備しておきましょう」と話をしてもらいました。
そういわれてみると、下の子どもも含めて学費や塾代がどのくらいかかるのか漠然としか考えたことがなかったな、と。中学受験直前になってから焦って準備するのは難しいので、子どもがまだ小さい頃に相談しておけてよかったなと感じました。
ーーー:ご夫婦で参加してくださったと聞きました。勉強会や面談を通してご夫婦でどんな会話をされましたか?
面談にも一緒に参加していたのですが「こんな学校で学ばせてあげたい」とか「子どもたちが成長したあとにこんなサポートをしてあげたい」と妻が隣で話しているのを聞いて少し驚きました。「そんなこと考えていたんだ!」って(笑)
ーーー:意外とそういった部分を夫婦でじっくりと話す機会って少ないですよね。
そうなんですよね。面談はお互いに考えていることを話したり、価値観をすりあわせたりするよいきっかけにもなったと思います。
今は妻と「中学受験も本人がやりたくなければやらなくてもいい。本人が一番楽に、楽しく過ごせる環境を見つけてあげたいよね。本人が行きたい学校が見つかったら、そこに行かせてあげられるように準備だけはしておこう」と話しています。
ーーー:最後にLITALICOライフの個別相談を受けた感想を教えてください。
LITALICOライフって、子どもの発達に関する相談に乗ってくれるだけではなく、家族全体の将来設計を一緒にしてくれるところだなと思っているんです。
ちょうど個別相談を受けていたころ「もっと子どもたちとの時間を大切にしたい」という思いから、ワークライフバランスをより大切にできる会社に転職するかどうか迷っていたんです。
そんな時にLITALICOライフの個別相談で今後いつ、どのくらいの資金が必要かをシミュレーションしてもらって。
それによって転職して万が一収入がさがったとしても、家計としては大丈夫だということがわかって安心しました。それがあったから、転職に踏み切れたな、と。そういう意味で私たち家族にとってLITALICOライフは人生を一緒に設計してくれるサポーターのような存在です。
ライフプランって一度たてて終わりというものではなく、子どもや私、妻の状況が変わったら都度立て直していくものだと思うんです。子どもが中学受験をするかどうかを決める際など、大きなライフイベントがあるときはまたぜひ相談させてもらえたらと思います。
「子どもが発達障害で、進路の選び方や将来のことを相談したい」
「何から相談したらいいのかもわからない」
「具体的にお金を子どもに遺す方法を知りたい」
など、さまざまなご家庭の状況に合わせて、【子どもの発達障害】と【お金】の両方に詳しいコンサルタントに相談できます。
LITALICOライフでは、発達障害のあるお子様の保護者向けの勉強会「発達障害のある子と家族のライフプランニング」を開催中です。
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