2021.02.12
先生の話を一方的に聞く講義型の授業をする学校ではなく、グループや個人ワークを通して自分のペースで学ぶアクティブラーニング型授業がAくんには合いました。
もともと授業中におしゃべりだったのも、気になることが出るとそのままにしておけなかったり、クラスメイトと話したくなるからでした。
また、「雑談」と「話し合い」と「発表」の違いがわかったことで、堂々と発表ができるようになり、自信につながりました。
学び方に癖や相性があるように、先生の授業にも癖や特徴があります。同じ「数学」でも、自分の面白さを基準に選択ができるオンライン型授業がBくんには合いました。
もともと苦手だと思っていた数学も、Bくんの場合は口頭ではなく、図がたくさん登場する授業で理解が進むようになりました。「図を活用するとわかりやすい」ことに気付いたBくんは、いろいろなことに興味関心を持つようになりました。
丁寧な言い回しや暗黙のマナーを気にせず、言いたいことを端的に表現できる英語教育が充実した学校が、Cさんには合いました。
敬語表現や漢字も得意ではなかったCさんでしたが、英語ならクラスメイトとも話しやすいことに気づき、会話が楽しくなりました。
得意や苦手は、環境によって変わります。もしかすると今、短所に見えているものが、学校によっては長所に変わるかもしれません。
いちど子どもの好みや性格について、良い悪いを考えず、特徴として整理してみるのも一つです。
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