
2023.07.09
「救急車のサイレンを極端に怖がって困る…!」「魚介の入っている食べ物はいっさい食べてくれない…」
こんなお子さまの感覚過敏にお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はお子さまの感覚過敏の中でも「味覚過敏」があると答えた方のお声をご紹介します。
※LITALICOライフLINE公式アカウントお友達へのアンケート結果より
回答期間:2023年07月02日~07月06日
回答人数:3,143名
※一部抜粋
ASD(自閉スペクトラム症)向け個性にあった小学校・中学校選び
・専門家監修
・参加無料
・オンライン開催
味覚とは違いますが食事と関連した独特な感じ方も合わさって、本人の言う「苦味」を誘発しているように見えます。
例えば
・苦手な食感
・強く感じる温度(熱)
など。
どれか引っかかると食事に時間がかかります。
声をかけなければほぼ食べずに終わりるので、毎日作る段階から食べ終わるまで対応に疲れてます。
息子以上に娘の方が手強い。
混ざっているものは基本食べない。
食べられるのは、
揚げ物(カツやからあげ)、ポテト、ハムやベーコン、牛ステーキ、魚は鮭のみ。ちりめんじゃこも少しは食べる。
ひきわり納豆、とびっこ、卵は黄身は食べない。
焼きそばや焼きうどんは具を全部残して麺のみ食べる。
キャベツの千切りやにんじんの千切りは、ドレッシングをかけたら食べる。
果物は、りんご、いちご、みかんは食べるが、これ以外は食べない。お菓子は割と受け付ける。
ラーメンとポテトばかりを食べたがる。
今回はアンケートにてお答えいただいた「味覚過敏」のお子さまの具体的な事例についてご紹介しました。
味覚過敏とは、特定の食べ物に対し、その味や香りに対して過剰に反応するなどの特性を表す言葉です。
学校生活に困りごとを感じるだけでなく、中には給食などを嫌がったり極度の偏食で栄養が偏ってしまうお子さまもいらっしゃり、日常生活に大きな困難を引き起こす可能性があります。
味覚過敏への対策として子どもに料理をつくってもらい視覚的に理解をしてもらったり、まずは食事を楽しむことを覚えてもらうという手段もありますが、工夫してもいい対処法が見つからないとのお声も多く寄せられました。
LITALICOライフでは、お子さまの状態や困っていることを一緒に整理させていただき、今後どのような選択肢があるのか、選び方のポイントなどについてもお話させていただく勉強会・個別面談を行っております。まずはお気軽にお申込みください。
LITALICOライフでは現在、「ASD(自閉スペクトラム症)向け 個性にあった小学校・中学校選び」に関する勉強会を開催しております。お子さまに適した環境や進路について解説をしておりますので、ぜひご参加ください。