2021.11.19
「うちの子、進学できるのかな」
「この先、大人としてやっていけるのかな」
「一人っ子だし将来が心配」
「母子家庭だけど大丈夫かな」
将来が不安で気になる、と感じるご家庭もあるかもしれません。
先のことはその時になってみないとわからないものの、今できることはあるのでしょうか。
今回は、発達障害・特性のある子のご家庭のライフプランに関して、オンライン勉強会の体験ルポをお届けします。
毎日、考えることがたくさんあります。
まず、息子のこと。
息子には発達特性があります。
通常級には馴染めていないようで、支援級や私立にしたほうがいいのでしょうか。
このままで将来、大人として自立できるのかも心配です。
手帳も取得すべきか、悩みます。
次に、自分のことです。
母親の私も、息子が小学生になったら働く予定でしたが、結局できていません。
正直、住宅ローンが苦しくなってきました…。
そんな中、親の体調も思わしくなくなってきて…
考えることがいっぱいです。
でも、考えてもどうしようもない気もします。
何か一つでも解決できないかと、発達特性の子どもがいる家庭向けの、ライフプランニングの勉強会に参加してみました。
勉強会の名前は「発達障害のある子と家族のライフプランニング」。
ライフプランニングという言葉には正直ピンときていませんでしたが、
勉強会中に「将来の見通しをもつことで、安心と希望をもった日々を過ごせるようになること」といった説明がありました。
勉強会では、支援級を卒業した後の選択肢、私立中学や高校、大学や就職についても、さまざまなタイプがあることを知りました。
「どうすれば息子が学校に馴染めるか」ばかり考えていましたが、息子がのびのびと過ごせる場所を探してみよう、と思うようになりました。
他のご家庭もチャットで、「大学は無理だと思っていましたが、勇気が出ました!」とコメントしていました。
とはいえ、お金の問題はつきものです。
私立や通信制に興味がわいたものの、住宅ローンすら厳しいと思い始めている最近。
働くか働かないかも悩みますし、節約をするにも限度があります。正直なところ、日々忙しく、考える余裕もありません。
実際、このような家庭は少なくないとのこと。
勉強会を主催しているLITALICOライフは、そういった声を受けて、進路だけではなく就職・住まい、障害年金や日常生活自立支援事業といった行政サービスから民間サービスまで、幅広くその利用感と費用について情報提供をしているそうです。
同時に、その家庭にとって現実味のない情報だったら意味がないと、保険代理店などの資格も取得し、その家庭がそれらを利用した場合はどうなるのか、などシミュレーションや対策も一緒に考えてくれるとのこと。
実際の家庭の事例も見せてもらいましたが、よそのご家庭のお金事情は興味深いですね(笑)。
人生にかかりそうなお金を整理・見直しをすることで、実際に子どもの進路の可能性が拡がったり、親のキャリアが変化することもあるそうです。
子どもの進路や手帳のこと、住宅ローンや仕事、自分の親のことなど、ぜんぶ一度に相談していいなら、と勉強会後に個別相談を希望してみました。
LITALICOライフでは、保護者さま向けの無料オンライン勉強会『発達障害のある子と家族のライフプランニング』を開催中です。
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