2021.03.29
「勉強をしたくない」「学校が楽しくない」という子どもが、発達障害のあるなしに関係なく増えています。
とはいえ、「高校に行かず、すぐ就職…」というわけにも、ほとんどの場合はいきません。
やりたいことがあるなら応援したい、でも社会の厳しさ・仕事でお金を稼ぐ大変さを知っているからこそ、「高校でさまざまな経験をするのも悪くないのでは…」という親心もあるかもしれません。
今回は、行きたい高校が見つからない場合、どのように聞く・考えると良いのか?をご紹介します。
大きくなってきた子どもの場合、「行っても意味がない」「時代遅れだから」などのそっけない返答が返ってくるかもしれません。反論したくなったとしても、グッとこらえて、「どうしてそう思うの?」と聞くことも一つです。
「先生が嫌」「勉強をする意味がわからない」「大人数の中で過ごしたくない」などヒントがあれば、「こういう先生だったら?」「こういう教え方だったら?」など会話することで、本人にとってやる気が出る環境や条件を整理するきっかけになります。
多くの子どもは勉強が好きではありません。そのため、勉強よりも趣味や好きなことを優先したくなります。実際に、YouTuberやプロゲーマー・漫画家といった、好きを活かして就職しない働き方も増えてきています。
そういった憧れの職業がある、あるいは鉄道や動物、音楽、ファッションやメイクなどの没頭できる趣味がある場合は、より専門的に学べる高校・専門学校・大学の進路もあります。
最終的にそれらの職業になってもならなくても、好きなことの学びが社会に必要なことの学びに繋がることもありますし、大人になっても趣味が生きがいになっている人は少なくありません。
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