2021.10.08
幼稚園や保育園に通うようになって、子どもが
「うまく馴染めていない」
「落ち着きがなさすぎる」
「人の話を全く聞かない」
など感じる方も少なくありません。
このままでいいの?小学校に入る前にやっておくことは何かある?
今回は、そんなご家庭に向けて、発達障害のある子や「発達障害かも?」「個性が強すぎるかも」という子の小学校入学に向けたオンライン勉強会の体験ルポをお届けします。
息子は現在4歳の年中さん。幼稚園にうまく馴染めていないようです。
呼びかけても無視をするし、急にパニックになるし、独り言が多い…などで、幼稚園の先生から「発達障害じゃないですか」と言われました。
「小学校は普通のクラスは難しいかもしれないので、相談や見学に行ったほうがいいですよ」
と言われたものの、検診の先生からは「子どもは成長するものだから、ゆっくり見守っていけばいい」とも言われました。
子どもが数年後、どれだけ変化するかは誰にもわかりません。この気持ちはどうすればいいのでしょう。
そこで保護者向けの無料オンライン勉強会『グレーゾーン・発達障害のある子の小学校入学』に参加することにしました。
オンライン勉強会の冒頭、チャットでは「小学校は通常学級か特別支援学級かで迷っている」というご家庭が多くいました。
しかし私は、まだそこまで飲み込めていませんでした。「これからの数か月で、息子が急激に成長するんじゃないか…」という期待も正直あります。
すると講師の先生が「障害の診断があっても通常学級にいる子もいれば、診断がなくても特別支援学級の子もいます。」と言いました。
「障害があるから特別支援学級、ないから通常学級、ということではなく、その子にとって学びやすい環境とそうではない環境を整理して、考えていくことが大切です」
障害のあるなしではなく、息子のことをちゃんと考えれば良いことがわかり、ホッとしました。
オンライン勉強会では、通常学級、通級、特別支援学級、特別支援学校の違いやメリットデメリット、その決定の流れも話がありました。
とはいえ、地域や学校によって考え方や実情は全く異なるようです。
チャットで「うちは〇〇県なのですが…」と質問した方がいました。講師の先生は「いろんな方から話を聞いたのですが、同じ〇〇県でも学校によって全く違うんです。特別支援学級より手厚いと感じられる通常学級がある学校もありますし、その「支援の手厚さ」も、お子さまが支援してほしい内容にもよりますよね。」と、考え方の整理の仕方や、学校見学・相談のポイントを話してくれました。
個別で相談もできるようなので、うちの子はどのようなケースがありえそうかなど、聞いてみたいと思いました。
LITALICOライフでは、保護者さま向けの無料オンライン勉強会『グレーゾーン・発達障害のある子の小学校入学』を開催中です。
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グレーゾーン・発達障害のある子の小学校入学