「保活」で後悔しないために。妊娠中の今から準備できることとは?【セミナー体験】

妊娠・出産を経て、家族の生活やあり方は大きく変化します。
一つに育休・産休を経てからの職場復帰があるのではないでしょうか。

夫婦共働きの場合、子どもを保育園に預けることになるため、いわゆる「保活」が必要になります。

「保活が大変だった」「保活で第一希望の園には入れなかった」と先輩ママパパから耳にすることも。

「保活」と聞くと保育園に預けることが目的になってしまいがちですが、本来はそうではないはず。
家族一人ひとりに合わせた最適な選択をするためには、どう保活に取り組めばいいのでしょうか。

今回は子どもを産む前、妊娠中に知っておきたい「育児・保活・ライフプラン」に関するオンラインセミナーの様子をレポートします。

「保活」は大変らしい!でも一体何が大変なの?

都内に住む29歳の私は、30歳の夫と結婚3年目。現在妊娠7ヶ月です。夫婦で別の会社に正社員として勤めており、私は再来月から有給を使いつつ産休に入ります。

1年ほど産休・育休を取得した後、職場復帰をする予定です。自分自身、今の会社でキャリアを重ねていきたいですし、これから子どもが生まれて、教育や生活の面でいろんな選択ができるように準備してあげたいと考えると、お金はいくらあっても困らないというのが正直なところ。夫も同じ考えで、夫婦ともフルタイム・共働きで頑張っていこうという話をしています。

不安なのは、周りから「保活が大変だった」という声をよく聞くこと。「運良くスムーズに決まった」という声はごく一部で、職場の先輩や学生時代からの友人はそれぞれ何かしら苦労したエピソードがあるようです。

とはいえ自分たちの場合は何が大変になりそうなのか全くイメージがつきません。漠然とした不安を感じながらも何から手をつけたら良いのかわからず、出産が近づいてきた今のタイミングで、「ママパパになる前に知る」「保活」の文字が目に入り、セミナーに参加することにしました。

保活の基礎知識から体験談まで。発見がたくさん!

セミナーでは、参加者の他のママたちからもたくさんの質問が出ていて、みんな同じように悩んだり迷ったりしながら保活を進めているんだと感じました。

まず講師の方からご自身の妊娠・出産・保活・復職のお話や、育児にまつわるさまざまなデータについて紹介がありました。

その中で印象に残ったのは、「保育園に入ること自体が目的ではない」ということ。妊娠・出産を通して生活面でも精神面でも大きな変化がある中で、家族みんなが幸せに暮らすためにはどうすればいいのか。その手段の一つが「子どもが保育園に通うこと」なんだという考えにハッとさせられました。

その後、いよいよ本題の「保活」の話題に。認可保育園と認可外保育所の違いや、認可施設と呼ばれる施設の具体例など、耳にしたことはあってもちゃんとは知らない基礎知識についても丁寧な説明がありました。

他にも、講師の方が実際に保育園を選ぶ際にどんな行動をしたかという話題も。保育園に入園する前に、産休中「一時保育」という仕組みを使って実際に保育園に子どもを預け、先生や園の雰囲気を感じられたのが参考になったとのことで、そういう方法もあるのかと驚きました。

一時保育を受け付けていない保育園もあったり、なかなか申し込めなかったりするようですが、私も自分が住んでいる地域で一時保育を行なっている園がないか調べてみようと思います。

保活によって働き方にも影響が。子どもの教育費はどう考える?

他にもセミナーの中で紹介されたデータの中には、希望通りの園に入れた人でも、80%以上が保活を「負担に感じた」と答えたという結果もあり、やはり「保活=大変」という話は、ある程度本当のことのようです。

一方で、どういうスケジュールで保活が進んでいくのか、どんな情報を集めればいいのか、保育園見学の時にはどういうポイントを気をつけて見れば良い園が見つかりやすいのかといった情報を知ることができました。今までよりやるべきことが明確になって、出産・入園・復職のスケジュールから逆算すると、今から情報収集しておいた方が安心そうだということも分かりました。保活にも少し前向きに取り組むことができそうです。

 

セミナーの最後には子どもが生まれて変わる将来のお金に関する説明もありました。保活においても区によって保育園料が年間で10万円以上異なるなど、これから子どもが生まれたら、今の2人家族生活よりお金の面での負担は大きくなることは明らかです。

ですが、お金がないからといって子どもの進路を諦めたり、家族の誰かが無理をしたりということは絶対に防ぎたいもの。無理なく、家族みんなが幸せに生きるためにどんな工夫をすればいいのか。それを今から考えていきたいと思います。

たくさんの情報を知ることができましたが、自分が住んでいる区の状況や会社の制度など、調べないといけないことがたくさんあるな…と思っていたところ、講師の方からは「お住まいの地区やご家族の状況に合わせて保活の情報を提供したり、相談に乗ったりできます」と頼もしい言葉が!セミナーに参加すると、無料の個別相談の機会が得られるとのことで、早速申し込みをしました。周りに同じ区に住んでいる知り合いがいないので、ぜひいろいろと相談してみて、家族にとって良い選択ができればと思います。

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