今のままで大丈夫?育休復帰後の変化に向けて今こそ準備したいポイント【セミナー体験】

生まれてきた我が子との新生活は、発見や喜びに溢れています。
一方で初めての育児という大きな変化から、不安や迷いを感じることもあります。

働き方についても、子どもを産む前と全く一緒というわけにはいきません。
出産を機に時短勤務に変更したり、退職・転職をしたりと、工夫をしているご家庭も多いでしょう。

さまざまな考え方がある中で、
「うちはこのままで大丈夫?」
「育休復帰してから、ちゃんと仕事と家事育児を両立できるのかな…」
と不安になる時もあるはずです。
そんな時、どんなことを知っていれば、またどんな考え方で対応策を考えれば不安を軽減できるのでしょうか。

今回は現在産休・育休中の方、これから子どもを産むことを考えている方に向けて開催された「はじめての育休復帰と今からできる準備」に関するオンラインセミナーの様子をレポートします。

子どもが生まれて感じた変化。このまま育休復帰できる…?

都内で暮らす31歳の私は、同い年の夫と7ヶ月になる長男との3人家族です。初めての育児は慣れないことだらけ。時には夫と考え方の違いからぶつかることもありますが、週3日在宅勤務・週2日出社の夫は家事や育児にも積極的で、夫婦で協力しながら毎日奮闘しています。

私自身は現在育休を取得しており、認可保育園の見学を行うなど保活の真っ只中。保育園激戦区なので結果が出るまでどうなるかは分かりませんが、うまく行けば4月の入園と共に育休復帰する予定です。

産休・育休に入る前は、仕事が好きだし収入のことを考えても早く育休復帰したい!と考えていました。ただ、長男と過ごしているうちに「小さいうちは子どものそばにいたい、成長を見逃したくない」という気持ちが大きくなり、前ほど育休復帰に前向きになれません。
育休復帰した後、うまく仕事と家事育児が両立できるのか、2歳差くらいで2人目も考えているため、またすぐに産休育休に入ることで職場に迷惑をかけないかといった不安も尽きません。

どうすれば育休復帰に前向きになれるのか、育休復帰に対する不安を軽減できるのか考えていたところ、ぴったりのテーマのオンラインセミナーが開催されることを知り、早速申し込みました。

一人ひとりの自分らしい人生がある。働き方に正解はない!

セミナーではさまざまな選択をした実際のご家族のケースストーリーが紹介されました。
一度時短で育休復帰した後、子どもや自分自身の様子を見ながらフルタイム勤務に切り替えていった方や、育休取得後に退職し、別の会社に転職したりフリーランスに転身したりした方など、身近にいないケースの紹介もあったので参考になりました。

それぞれの家族に合った働き方・暮らし方の形があり、誰にでも当てはまる正解はないということを改めて感じ、また育休復帰後の価値観や心の変化と共に働き方も変わっていっていいんだと思えるようになりました。

また環境も変化していきます。子どもの生活で考えると、保育園に今年は入れず、育休を延長して認可外保育園に預け、来年認可保育園に入園し直すということになるかもしれません。私たち夫婦の働き方で考えても、今は2人とも在宅勤務が可能な会社で働いていますが、転勤・出張があるような会社に転職をしたり、会社の制度が変わって在宅勤務ができなくなるかもしれません。

環境や気持ちの変化によって働き方は変えられるんだと、ケースストーリーを通して心強く感じました。そのためには会社と働き方について相談をすること、利用できる社会資源やサービスを知っておくこと、パートナー同士、お互いにどんなサポートができるのか事前に話し合っておくことなど、今から準備が必要そうです。

働き方による収入の違いと将来かかるお金をセットでシミュレーションしておく

セミナーでは多様な働き方のケースが紹介された一方で、現実問題としてお金の面でもお話がありました。
子どもが生まれると教育費や生活費などのお金はどうしてもかかってきます。未就園児〜中学生まで、子ども1人あたりの月間子育て費用額や、進路選択による教育費の違いなど、具体的な金額を出して説明してもらえたのが参考になりました。

育休中の今から準備できることとしては、短期的な目線と中長期的な目線の両方を持つことが大事とのこと。
短期的な目線では、育休復帰をした時に起こりうる事態についてどう対応するか夫婦間で話し合うことが必要です。具体的には、保育園に預けている息子が熱を出した時に、ファーストコールは誰が受けるのか、当日仕事を早退して迎えに行くのは誰か、翌日以降の育児は誰が担当するのか、2人だけで対応するのが難しい時受けられるサポートはあるかなど、1つのケースでも考えることはたくさんあります。

また中長期的な目線では、2人目や住宅購入など大きな決断をする時に、安心して実現するために、家族で理想の将来設計を行い、そのための財務シミュレーションを行っておくこと。
結婚した時に一度、友人が保険会社に勤めていることもありライフプランニングを行いましたが、子どもができて状況も変わっているので、再度実施が必要そうです。

以前のライフプランニングはお金の話がメインでしたが、LITALICOライフの場合は今後の働き方や夫婦間の価値観の違い、育休復帰に向けた不安の解消に向けた個別相談にも応じた上で、財務シミュレーションを行ってくれるとのこと。

私たち夫婦は、夫が割と楽観的で育休復帰後の生活も「どうにかなる」と思っている節があり、私はいろいろと不安になりやすく、きっちり対策を考えたいタイプ。考え方の違いから話し合いがヒートアップしてしまうこともあるので、LITALICOライフの個別相談の機会を活用し、第三者に入ってもらいながら、家族みんなが自分たちらしく生きるための準備を今から始めていきたいと思います。

オンラインセミナー開催中!育休復帰に向けた準備を始めよう!

LITALICOライフでは、産休・育休中の方、これから子どもを産むことを考えている方を対象にした無料オンラインセミナー「はじめての育休復帰と今からできる準備」を開催中です。

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