
2021.04.14
支援学級は、現在、小学校・中学校のみの制度です。高校には制度がありません。
中学校が支援学級の場合は、
「高校は特別支援学校しか無いの?」
「特性や障害に理解のある高校は無いの?」
「支援学級だと内申点がつかないと聞いたけど、高校進学はできるの…?」
など気になるかもしれません。
今回は、支援学級を卒業した後の進路に関するオンライン勉強会の体験ルポをお届けします。
目次
現在小5・支援学級の息子。
中学も支援学級を予定して、学校探しを進めている最中。
そんな中突然、息子が「将来は大学に行きたい!」と言いました。
どこまで本気かはわからないけど、たしかに、中学を支援学級で卒業したあとの進路は情報が少ない。
高校や大学はどうなるんだろう?
大学に行かない場合は、そのまま仕事に就くのかな?
そこで保護者向けの無料オンライン勉強会『支援級卒業後の進路』に参加することにしました。
勉強会では、高校・大学から、その先の仕事に関する最新情報や事例が聞けるとのこと。
やはり気になるのが、高校の進路。
中学を支援学級で卒業した場合は、高校は特別支援学校しか無いのかな?と思っていました。
しかし、驚きのデータ!
この10年で変化があり、特別支援学校に進む人は、約半分とのこと!
公立高校でも平成30年から通級が制度化され、状況はずいぶん変わってきているようです。
「現実的にはどの学校がいいんだろう」「うちの子はなんて言うだろう」、と想像しながら話を聞きました。
うちの子も興味を持っている、大学の話も聞けました。
「発達障害のある人の大学卒業後の進路のデータ」や、さまざまなタイプの働き方など。
データを使いながら、講師の先生が実際の事例やよくあるケースを紹介してくれます。
「ありそう」「うちの子もそういうこと言いそう」、目に浮かびました。
勉強会最中も次々と書き込まれるチャットでは、他のご家庭の悩みを知ることをでき、講師の先生の返答も真見かつ現実的です。
「データや事例はあくまでも一般論です。正解はありません。ご家庭やお子さまが良いなと思える人生から、一緒に整理していきましょう」
と言う講師の先生。
息子が大学に行く可能性もあるとすれば、中学校の選び方も変わってくると思いました。
LITALICOライフでは、保護者さま向けの無料オンライン勉強会『支援級卒業後の進路』を開催中です。
勉強会テーマから選びたい方は…
無料発達障害のある子どもとその保護者向け勉強会
中学・高校の選択と
今からできる準備