特性のある子こそ輝く。個性を伸ばす教育のための中学・高校受験を成功に導くポイントとは?【勉強会体験】

最近教育も多様化が進み、STEAM教育やオンライン教育などの言葉をよく耳にします。

 発達障害の診断有無に関わらず、発達に特性がある子どもたちに対して、個性を伸ばす教育を行う学校も少しずつ増えてきました。

 

一体どんな環境が子どもたちの個性・特性に合っているのか。

特徴的な学校に通おうと思った時、現実的にどんな問題が立ちはだかるのか。

 今回は、発達グレーゾーン向けに行われた、個性を伸ばす「中学・高校受験」のオンライン勉強会体験ルポをお届けします。

 

▶︎【個性を伸ばす「中学・高校受験」勉強会】詳細・申込はこちら

型にはまったことが大嫌いな我が子は“問題児”?個性を活かせる環境を用意したい…!

小学校4年生の息子は型にはまったことが大嫌いで、漢字ドリルなどの宿題に毎日苦しんでいます。
宿題もよく忘れていきますし、教室でもみんなと同じルールを守れないので、先生からは「問題児」として見られている様子。
個人懇談でも「家庭できちんと指導してくださいね」と釘を刺されてしまいました。

 

とはいえ勉強が嫌いというわけではありません。
自分が興味を持っている海や環境問題については積極的に調べたり、算数の計算も早く中学生レベルの問題を解いたりと、好きなことにはとことん取り組んでいます。

 

そんな息子を見ていると、一般的な公立中学ではなく、特性に合わせた教育が受けられる私立中学の方がいいのかも…という考えがよぎります。
実際、周囲のお友達の中にも中学受験のために学習塾に通い始めた子もいます。

 

とはいえなかなか特性に合わせた学校選びで考えると情報が少なく、まだどんな学校がいいのかイメージがついていません。
そんな漠然とした状態で熾烈な中学受験戦争にチャレンジできるのかと、二の足を踏んでしまいます。

 

モヤモヤしていた時に見つけたのが、『グレーゾーン向け 個性を伸ばす「中学・高校受験」』をテーマとしたオンライン勉強会。
今の我が家にピッタリかも!と感じ、さっそく参加申し込みを行いました。

失敗しない学校選び。ポイントは逆算思考と自己決定

オンライン勉強会では、小学校低学年から中学生まで幅広い年代の子どもがいる保護者の方々が参加されていました。

 

勉強会前は漠然と公立より私立のほうが手厚いのかなと思っていたけれど、勉強会の中では私立や公立という分け方ではなく、むしろ学校それぞれの教育に対する考え方・授業の特色などを含めた「環境」に、子どもの個性が合っているのかを考える必要があるという話を聞き、心にスッと響きました。

 

例えばSTEAM教育に力を入れている学校であれば、教科横断的な教育を行っており、チームでのプロジェクト体験型学習や、1人1台タブレット導入を進めているそう。

その環境には、一つのことに集中して取り組む、自由な発想をする、課題解決型の思考が得意、プログラミングやクリエイティブが好きといった個性を持つ子が合っているとのことで、うちの子にも合っているんじゃないかなと感じました。

他にも、ものづくり・技術を極める専門教育やオンライン教育、長期海外留学など、個性を伸ばす環境はさまざまあり、それぞれ合う個性が違うことが分かりました。

 

また、講師の方がさまざまな体験談を話してくださる場面も。
大変な受験を乗り越えて希望の学校に通い出しても環境に馴染めず、「親に決められた」「本当は行きたくなかった」 という思いがあって不登校になった子のエピソードがありました。

 

「どんな進路を選択するとしても、子どもが自分で選んだという『自己決定』のプロセスが非常に大切」とのこと。
息子が好きなこと・得意なことが何なのか、どんな環境であれば伸び伸び過ごせるのかを一緒に考えていきたいと思います。

選択を行うには現実的な問題も…。教育費のことも一緒に考えておきたい

次に現実的な準備について、具体的な数字を踏まえて説明がありました。
3大資金である教育費・住宅費・老後費に加えて万が一に備えた準備。さらに受験するとなれば、教育費が膨らんでいきます。

 

例えば、公立であれば6年間合計で平均354〜390万円のところ、私立は780〜1,080万円。およそ倍以上の差があります。
他にも中学受験のために塾に通えば入塾金や月謝がかかりますし、中学・高校に入ってからも私立はたくさん宿題が出るので、ほとんどの生徒が学習塾に通っているとのことでした。

 

勉強会の中では他にも通信制高校の学費や、塾代なども紹介されていて、具体的に考えるきっかけになりました。

 

今私たち夫婦は40歳なので、小学校4年生の息子が大学を卒業して自立し始める頃はまだ現役。
とはいえ発達に特性がある息子が自立するまでに時間がかかる可能性もありますし、私たち夫婦にも何があるか分かりません。

 

中長期的に子どもをサポートし、最適な選択ができるようにするためには、家族のライフプランニングが重要なんだということに改めて気付かされました。

 

LITALICOライフの個別相談では、それぞれの家庭の事情に合わせて、目の前の家計の見直しから、将来的な資産運用の方法まで幅広く相談に乗っていただけるだけでなく、目下の悩みである進路選択についても専門的な知識を持ってアドバイスがもらえるそうです。勉強会参加者は無料と知って早速申し込みを行いました。

 

親ができる準備を進めつつ、息子とも「どんなことなら時間を忘れて取り組めるのか」など話をしていきたいです。
すぐには答えが出ないかもしれませんが、息子が自信を持って進路選択できるよう、親が伴走するための道筋が今回の勉強会を通して見えたような気がします。

中学・高校受験を通して個性を伸ばす環境を選び取るためには?知っておきたいポイントがたくさん!

LITALICOライフでは、保護者様向けの無料オンライン勉強会『グレーゾーン向け個性を伸ばす「中学・高校受験」』を開催中です。

勉強会テーマから選びたい方は…

 

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