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2021.04.27
「勉強がいや」「先生がいや」「クラスに馴染めない」…
理由はさまざまですが、不登校・行き渋りの子どもが増えています。
親としては「今日は行くの?明日は…?と気が気でなくなる」「親としてどのような態度をとるべきか悩ましい」、など感じることがあるかもしれません。
今回は、そんな不登校の子の支援や進路に関する、オンライン勉強会の体験ルポをお届けします。
小3からだんだん学校に行きたがらなくなった、小4の息子。
昨日は行ったけど、今日は行く気配がない。
学校から「今度の社会科見学には参加しますか?」なんて聞かれたけど、私が知りたい。
このまま学校にずっと行かなかったらどうなるんだろう。
中学までは義務教育で卒業できたとして、中卒で働く姿なんて想像できない。
とはいえ、無理に学校に行かせるのも可哀想…。
そこで保護者向けの無料オンライン勉強会『不登校の支援と将来への準備』に参加することにしました。
勉強会の冒頭、まず驚いたのは文部科学省が通知したという「不登校児童生徒への支援の在り方について」でした。
『「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく』という一文がありました。
・参考:「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日|文部科学省
少し前までの不登校対応といえば「いかに登校させるか」でしたが、今は「学び方は選択できる」と考え方が変わってきているとのこと。
正直、学校には行かないといけない、と思っていたので、文部科学省がそう言っている、というのは驚きでした。
「絶対に学校に行かせないとダメ…というわけではない」ことがわかって、少しだけ安心。
でも、勉強はどこですればいい?
家で見るのには限界があるなぁ…。
そう思っていると、不登校の子が活用できる支援の選択肢一覧が表示されました。
選択肢は10以上あり、驚きました。
学校だけでも「不登校特例校」「夜間中学」など、聞きなれない名前があります。
公的機関や民間の選択肢も、一つひとつ、合う子と合わない子のケースなどを聞くことができました。
学校は長い人生のうちの子ども時代の居場所の一つで、学校に合わないからといって、生きるのに向いてないわけじゃないんだ、と感じました。
LITALICOライフでは、保護者さま向けの無料オンライン勉強会『不登校の支援と将来への準備』を開催中です。
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